「漢字三千年」展
なんとか最終日(9/10)に,「漢字三千年−−漢字の歴史と美」展に出かけてきました。会場の高崎シティギャラリーは高崎駅から歩いていけるところにあります(高崎駅までは遠かったけれど)。
「漢字三千年」展は,昨秋から東京富士美術館,京都市美術館,新潟県立近代美術館,東北歴史博物館と巡回し,そしてこの高崎シティギャラリーで最後です。
第一部は「漢字の歴史」
銅の器の内側に文字が刻まれたものがいろいろ展示されていました。ほかにも,貨幣やら竹簡やら拓片やら墓誌やら漢字の書かれているものがたくさん。
「世界初公開」という文字の刻まれた兵馬俑。
第二部は「漢字の美」
書ですね。千字文が何種が展示されていましたが,どれも活字じゃないの!? というくらい調った字です。
第一部のほうに,夏目漱石が岩波書店から出す『こゝろ』の装丁につかったという石鼓(せっこ)の拓片が展示してありました。
……石鼓は文字が欠けている部分が多いので,漱石は文字がよく保存されている部分をつなぎあわせ,本来は白黒二色しかない拓本の文字を,赤字に緑字という大胆な配色にアレンジした。(展示の説明より)
図録は表紙も裏表紙もとてもきれいなのだけれど,うまく出ません。
グッズはふだん見かけないようなものがいろいろありましたが,中国へ旅行するときにとっておくことにして,いつものクリアファイルとマグネットとこの図録だけ買ってきました。
⭐️⭐️⭐️