「能絵の世界」展(旧「鴉鷺工房の日々」)

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このところ国立能楽堂へ行くことが多いので,この「能絵の世界」展は第I期,第II期,第III期ともすべて見ることができました。宇和島伊達家,法政大学能楽研究所,国立能楽堂がそれぞれ所蔵している3種の「能絵鑑(のうえかがみ)」を見比べる展示です。

 

能の演目の同じ場面を描いたものを並べてあるので,衣装や作り物や動作の微妙なちがいがシロート目にもおもしろい。ほとんど「ウォーリーをさがせ!」です。

 

3/17(金)まで,国立能楽堂資料展示室,無料。

 

宇和島伊達家のものでは指面(ゆびめん)が興味深かったのですが,それはこの展示会ではなく,その前の「宇和島伊達家の能楽」展(2016年10月〜12月)の後期展示でした。 親指ほどの大きさのミニチュアの能面ですが,むかしのお姫様はこれで遊んでいたのでしょう。現代のポケンモンGOと変わりませんね。^^

 

⭐️⭐️⭐️