漢字ミュージアム(旧「鴉鷺工房の日々」)
お天気のいい日曜日,漢字ミュージアム(京都)に行ってきました。
入口を入るとまず「今年の漢字」が展示されています。
写真はOK,フラッシュのみ禁止。
チケットと一緒に受け取ったシートに各コーナーでスタンプを押していきます。このシートの甲骨文字占いは「夢」。金印(あの「漢委奴國王」印)が意外と小さい。
嘘字クイズ。めくると答えがあります。
ほかにもクイズ形式での展示がいろいろ。
これは漢字辞典を使ってみるコーナー。
左の3冊は小学生・中学生向きで,右の高校生・一般向けは『漢語林』と『漢字源』と『漢辞海』でした。
壁にも漢字がいっぱい。
エレベーター内の階数表示も漢字。
図書コーナーはまだまだ余裕があります。右端の下3段は諸橋の『大漢和辞典』。
「祇園祭ぎゃらりぃ」が併設されていて,ミュージアムショップやカフェもあり,気楽に遊べるミュージアムになっていました。
「漢字ミュージアム」
【おまけ】
図書コーナーには「漢字三千年」展のカタログもありました。いまは新潟県立近代美術館で開催していて,東北歴史博物館,高崎シティギャラリーと巡回するようです。
「特別展 漢字三千年」
⭐⭐⭐
雑誌は読者とともに老いる(旧「鴉鷺工房の日々」)
読者の投稿欄に誤字・脱字について書かれたものがあるからと,教室の受講者が譲ってくれました。
『ビッグコミックオリジナル』は久しぶりに手に取りましたが,中を開けてびっくり。「浮浪雲」やら「釣りバカ日誌」やら「三丁目の夕日」やら,かつて読んだことのある作品がずらり。内容もほとんど同じです。あれ,古書 !? と,発行日を確認してしまいましたね。いやいや2017年2月20日号です。
ほかの作品も,1970年代の少女漫画を話題にしていたり,ちょっと懐かしめのテイストのものばかり。おおいなるマンネリというか......,同じタイトルの作品をこれだけ続けてきているということは,それはそれですごいことですが。
雑誌は読者とともに老いるとは言いますが,まさにその見本を見たような感じです。
肝心の読者の投稿は,好きな作品に誤字・脱字があったときにそれを熱く語る夫について妻が綴ったものです。それに対して編集部からは,文字チェックの態勢を説明しています。
⭐️⭐️⭐️
クラウドファンディング始め(旧「鴉鷺工房の日々」)
話は長くなるのですが......
沖縄の出版社カディブックスのことを知り,1冊買ってみました。手づくりと言ってもいい,おしゃれな本です。サイトで注文すると,ゆうメールで届きました。
『はしっこに,馬といる』
http://kadibooks.com/home/book/hashikkoniumatoiru/
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普通の書店には置いてないこの本を,荻窪にできた本屋Titleが扱っていると知り,散歩がてら覗いてみました。小さな店ですが,棚を見ていると,あ,これうちにもある,これは処分しちゃったな,という本がけっこうあります。どれも欲しくなる本ばかり。お茶もできます。
本屋Title
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そのTitleで「本づくり協会」のフェアとイベントがあるというので出かけてきました(昨年,本づくり協会の会員にななりました)。店主の辻山良雄さんとクルミド出版・本づくり協会理事の影山知明さんの対談です。
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影山さんは西国分寺でクルミドコーヒーを経営しているとのことでした。対談中,カフェのお客さんの本を作るために出版社を立ち上げ,この先は書店や古書店も始めたい,と夢を語ります。
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まだまだこの近辺(中央線沿線)のことには疎いので,帰宅してクルミドコーヒーをググってみました。いろいろ評判があるなかで,セキュリテというサイトも出てきました。「マイクロ(少額)投資のプラットフォーム」とあります。クラウドファンディングの一種のようです。クルミドコーヒーが新店舗を始めるにあたって投資を募集しているというのです。
セキュリテ
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このセキュリテのドップページのサムネイルが並んでいるなかで,「クルミドコーヒーファンド」の隣にあったのが「ベル商品開発成長ファンド レインブーツ編」です。このところベルの靴を愛用している身としては,思わず目を引かれました。
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そして,手続きにちょっと手間取りましたが,「クルミドコーヒーファンド」と「ベル商品開発成長ファンド レインブーツ編」に投資することにしました。どちらも3万円+手数料2400円。
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というのが,なんだかんだと縁がつながって投資家デビューをしたという顛末です。 今日の時点でベルのほうは77%までいったようですが,クルミドコーヒーはまだ48%。このあと目標に達するでしょうか⁉️
⭐⭐⭐
「能絵の世界」展(旧「鴉鷺工房の日々」)
このところ国立能楽堂へ行くことが多いので,この「能絵の世界」展は第I期,第II期,第III期ともすべて見ることができました。宇和島伊達家,法政大学能楽研究所,国立能楽堂がそれぞれ所蔵している3種の「能絵鑑(のうえかがみ)」を見比べる展示です。
能の演目の同じ場面を描いたものを並べてあるので,衣装や作り物や動作の微妙なちがいがシロート目にもおもしろい。ほとんど「ウォーリーをさがせ!」です。
3/17(金)まで,国立能楽堂資料展示室,無料。
宇和島伊達家のものでは指面(ゆびめん)が興味深かったのですが,それはこの展示会ではなく,その前の「宇和島伊達家の能楽」展(2016年10月〜12月)の後期展示でした。 親指ほどの大きさのミニチュアの能面ですが,むかしのお姫様はこれで遊んでいたのでしょう。現代のポケンモンGOと変わりませんね。^^
⭐️⭐️⭐️
iPhoneデビュー
ここ2年ほどAndroidのデータ端末を使っていたのですが,やはり出先では便利です。いつもMacを持ち歩くわけにはいきませんから。で,タブレットに変えようか,などと考えていたのですが......,
1月がピッチ(PHS)の契約更新月だと気づいて家電量販店を覗いてみたら,スマホばかり。ネットには「PHS停波」などという書き込みもある状態です。
PHS事業をおこなっていたウィルコムは経営悪化でソフトバンクからの支援を受け,2014年にワイモバイルとなった,と(このあたりのことはWikipediaに詳しくあります)。ユーザとしてはいつワイモバイルになったかわかりにくかったですね。挨拶のメールがきていたらしいのですが,読んだ覚えがありません。
電池の持ちも悪くなっていたので,では,とワイモバイルのブースに行ってみると,機種変更はスマホのみ,電話番号を引き継げるのは型落ちのiPhone 5sのみ。選択肢はありません(ちなみに,このキャンペーンができるくらい5sは残っていたということでしょうか⁉️)。
Mac💻ユーザなのでAndroidよりはiPhoneのほうがいいですけど。
1時間ほどかかってその場で受け取ってきましたが,払ったのは108円のみ。前回の機種変更のときとおおちがいです。月々の支払いも,いままで1500円ほどだったPHSよりは高くなりますが,まあそこそこです。
この値段はいろいろなキャンペーンがあって,です。とにかくPHSユーザを減らしたいのでしょうね。「PHS停波」がまんざらデマではないと思わせるやり方です。たまたま更新月でしたが,そうでなくてもいいのではないかとも感じました。
PHSは,DDIポケットが家電(いえでん)と同じ番号がつけられます,というキャンペーンのさいに使い始めました。Wikipediaの「概歴」を読むとKDDIとか京セラとかあって,なんだか懐かしい。その後,何度が引っ越しているのでまったく意味がなくなりましたけど,電話番号は変えないほうがいいだろうと,そのまま付き合ってきたのです。
DDIポケットがウィルコムになり,経営悪化のころにはストラップが送られてきたり(2度も!),さらにワイモバイルになり,そして今後は......?
ぼちぼちとAndroid端末からデータを移していますが,済んだらこちらの回線を解約をしないと。iPhone 5sはいつまでもつんでしょうね。
⭐️⭐️⭐️